鯉沼廣行師の演奏会。その1。




 
10月5日、鎌倉 海蔵寺にて。
 
鯉沼廣行師の演奏会
『篠の韻』(しののひびき)
 
昼夜 二回公演。
 
この日、台風が来ておりまして、お天気が本当に心配でございました。
 
 
各公演、一部 二部とありまして、
二部では、お庭を舞台として使います。
 
当日午前中のリハーサルでは、霧雨が降っておりました。
 
台風は去っていたのでしょうか…。
 
風もなく、細かい霧雨。。。
鎌倉のお寺に この霧雨は、風情があってとても素敵だったのですが、
外で演奏となりますと、止んでほしいのが正直なところ…。
 
 
私はこの日、笛ではございませんでした。
 
第一部で、
三味線弾き唄いで、鯉沼師のお笛と民謡を2曲。
 
風の盆で有名な、「越中小原節」。
 
茨城県民謡の「磯節」。
歌詞を 二番は、
 
「ゆらりゆらりと 寄せては返す
波の瀬に乗る 秋の月」
 
にいたしました。
 
 
 
 
そして、師のお笛と 私の唄のみで、徳島県民謡の「祖谷の粉挽き唄」を。
 
三番目に、
「都思えば 月さえくもる
とんで行きたや あの空へ」
にいたしました。
 
1曲、私だけでの、石川県民謡の「山中節」をお聴き頂きました。
 
 
 
 
三味線の調子を変えてから、
民謡について、山中節についてのお話もさせて頂きました。
 
「ハアー 山が高うて 山中見えぬ
山中恋しや 山憎や」
 
「ハアー 夕べ習うた 山中節も
今朝は別れの 唄となる」
 
などと唄っております。
 
 
鯉沼師からお声かけて頂いたきっかけは…、
 
私の心の友、横笛奏者の坂本真理さんの演奏会で、私がご一緒させて頂いたことがございまして、
その演奏会をご覧になっていた鯉沼師が 私のことを覚えていて下さったのでした。
 
鯉沼師は、真理さんのお師匠さまなのです。
 
彼女のおかげさまで、この度の機会を頂くことができて、本当に感謝しております。
 
真理ちゃん、ありがとうね<(__)>
 
 
鎌倉では 定期的に演奏会をなさっていらっしゃる鯉沼師は、今年30年目になるそうで、
原点に戻り、民謡を吹いてみたい、と思われたそうです。
 
私も何度か 鯉沼師の演奏会を拝聴しております。
 
師の演奏会は、独特の静けさと 空気、空間、、、
その雰囲気は、鯉沼師のお笛から醸し出されます。
 
お笛のみならず、師がその場にいらっしゃるだけで、空気が変わります。
 
私が一番に気にかけていたことは、
「私が出演したことで、その雰囲気を変えてはならない。」
ということです。
 
普段ご一緒していない私は、師のファンの方々にとっては、初めて見ることになります。
 
知らない女性が出てきて…、
へんにはなやかにならず、
かと言って、地味にならず、
立ち振る舞いや 着物にも考慮いたしました(つもりです)。
 
地が薄いピンクで、刺繍が施されているものにいたしました。
(写真では、白くなっていますけれどね。)
 
 
曲も、越中小原節 という難しい唄で、私自身もチャレンジでございました。
大変 勉強になりました。
 
鯉沼師がこの度、この曲をやりたい、との強い思いがおありでした。
地元の演奏を聴いた時に、心を打たれたそうです。
 
私の唄では、地元の方のとは 掛け離れていたとは思いますが、私なりになんとか…頑張りました。
 
当日は、地元の方々(師のファン)がお見えになっていたのが、それはもぅ、恐怖に近いモノがありました(>_<)
 
終演してから、お客様をお見送りする時に、その方がお喜び下さっていたのが、本当に救いでした…。
 
 
さて、
お天気ですが、嵐にならなくてよかったです。
 
鯉沼師は、晴れ男なご様子でして…
 
以前、野外での演奏前に降っていた雨が止み、曇り空の中、
 
「月を皆さまにお見せします。」
と、笛で月を聴いてもらうつもりでおっしゃった、
「荒城の月」を吹き始めた途端、
本当にお月さまが顔を出し、客席から大きな拍手がわいた、
というエピソードを聞きました^^
 
私もとりあえず、晴れ女(のつもり)。
 
まぁ 何を申しましても、自然次第ですけれどね。。。
 
 
次へ続く。。。
 
 
 
 
 
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【2013/10/18 22:29 】 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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